ヒゲ脱毛のすべて

こちらの記事では、ヒゲ脱毛の医療レーザー脱毛の効果と仕組みや施術範囲などについてご紹介します。

医療クリニックでのヒゲ脱毛の特徴とは？

医療レーザーによるヒゲ脱毛は、強いパワーを持つレーザーを皮膚に照射し、毛や毛根にダメージを与えることで効果を発揮します。 毛根が深く、毛の量が多い男性のヒゲにも医療脱毛が適用できます。 ヒゲの医療レーザー脱毛は、医療機関でなければ行うことができません。こちらは、医療レーザー脱毛が高出力のレーザーを使用し、ヒゲの毛母細胞を破壊するため、医師法に基づく医療従事者でなければ施術できないからです。 医療レーザー脱毛でヒゲ脱毛を希望される方は、事前にホームページなどで、通おうとしている店舗が医療機関かどうか、ヒゲ脱毛の施術経験がある医師がいるかどうかをご確認ください。

ヒゲ脱毛の施術範囲について

ヒゲ脱毛の施術範囲について解説します。 ヒゲ脱毛の範囲は、鼻下、あご、あご下、頬、あご、額、首などのパーツに分かれており、クリニックによってその分け方、呼び方が異なっています。 多くのクリニックでは、ヒゲ全体を脱毛するプランと、3カ所のヒゲを脱毛するプランの2種類を用意しています。 ヒゲ脱毛のプランには、鼻下、頬、あごなど3つの部位を選択するものと、ヒゲの範囲内で3つの部位を選択して照射するものがあるそうです。 3部位以下の脱毛であれば、ヒゲ全体を脱毛するよりも費用を抑えることができます。 ヒゲ全体の脱毛は、ヒゲの照射部位全体を脱毛するプランです。照射部分と非照射部分の境目が目立たず、自然な仕上がりになるプランです。 ヒゲ全体に同じプランを適用しても、クリニックによって照射範囲が異なり、額や首が含まれない場合もあります。

ヒゲ脱毛に使用される脱毛機の種類とは？

ヒゲ脱毛に使用される脱毛機の種類には何があるのでしょうか？ 医療ヒゲ脱毛に使用されるレーザーは3種類あります。

• アレキサンドライトレーザー(熱破壊型)
• ダイオードレーザー（熱破壊型・蓄熱タイプ型）
• YAGレーザー(熱破壊型)

医療用レーザーの特徴・脱毛機の種類について

こちらでは、3つのレーザーの特徴と照射可能な医療レーザー脱毛機をご紹介します。

アレキサンドライトレーザー

脱毛の特徴	医療レーザー脱毛機の例
・黒々とした濃いヒゲに対応 ・熱破壊式である	・ジェントルMAX Pro

ダイオードレーザー

脱毛の特徴	医療レーザー脱毛機の例
・濃いヒゲと顔の産毛に対応している ・低出力で熱による痛みを軽減させる ・熱破壊型・蓄熱型の両方がある	・クリスタルプロ 熱破壊型/蓄熱型 ・ラシャ 熱破壊型/蓄熱型・メディオスターNeXT PRO 蓄熱型 ・ソプラノアイスプラチナム 熱破壊型/蓄熱型・ヴィーナス 蓄熱型

ヤグレーザー

脱毛の特徴	医療レーザー脱毛機の例
・根深いヒゲに対応 ・濃いヒゲに対応 ・熱破壊型	・ジェントルヤグPro-U ・ジェントルヤグ

どのタイプのレーザーでありましても、濃くて太いヒゲに照射ができる様な仕組みです。

ダイオードレーザーの2つの方式。ヒゲ脱毛にはどちらを使う？

レーザーの種類を問わず、ヒゲを濃く、太く照射することができます。 ダイオードレーザーの方式は2つ。ヒゲ脱毛に使うのはどちらなのでしょうか？ 医療用レーザーの一種であるダイオードレーザーには、「熱破壊型」と「蓄熱型」の2種類があります。方式により、脱毛をする仕組みや適している毛質が異なってきます。

熱破壊型	・強い熱を照射する ・毛髪の黒色色素（メラニン色素）に反応する ・毛根を破壊する ・ヒゲを黒く濃くする ・毛周期に合わせて照射する ・強い熱の照射による痛みがある
蓄熱型	・じんわりと温かい程度の弱い熱を照射する ・濃いヒゲ・顔の産毛に対応している ・毛周期に関係なく照射できる ・毛の黒色色素(メラニン色素)に関係なく照射する ・バルジ領域を破壊する ・弱い熱を照射するので、熱による痛みが感じにくい

熱破壊式が強い熱を加えるのに対して、蓄熱式は優しく弱い熱を毛に加えます。ヒゲは毛が太く濃いため痛みを感じやすい部位ですが、蓄熱式脱毛機では熱による痛みを抑えて照射することが可能です。 どちらの方式も、太いヒゲに使用できますが、蓄熱式は産毛などの細くて薄い毛にも使用できます。蓄熱式は、ヒゲの薄い部分や薄毛の部分にも使用できます。 ヒゲの毛質が部位によって異なる場合は、ソプラノアイスプラチナム・クリスタルプロ・ラシャなど、熱破壊と蓄熱の両方を実現できる医療レーザー脱毛機を選べば、後から変更することも可能です。

まとめ

ヒゲ脱毛の医療レーザー脱毛の効果・仕組み・施術範囲などについて解説しました。 クリニックでのヒゲ脱毛は、医療機関ならではのレーザーで脱毛できるため、高い効果が期待できます。また、10回程度で確実に効果を実感できるため、サロンに通うよりもトータルコストを抑えることができます。 使用するレーザーや総費用を確認し、あなた自身の目的に合ったクリニックを選びましょう。