ヒゲ脱毛にかかる回数の目安とは？医療脱毛・美容脱毛・家庭用脱毛器で解説します。
ヒゲ脱毛にかかる回数の目安はどれぐらいでしょうか？医療脱毛・美容脱毛・家庭用脱毛器で解説します。
メンズ脱毛の中でも、特によく知られているのがヒゲ脱毛になります。
ヒゲ脱毛を始めることで、毎朝のヒゲ剃りの手間が減り、空いた時間を有効活用することができます。ただし、ヒゲ脱毛に必要な回数は個人差があり、場合によっては長くかかることもあります。
ヒゲ脱毛に必要な回数の目安は？
ヒゲ脱毛は1回で完了するわけではなく、長期間にわたって継続する必要があります。ヒゲを含む体の毛には毛周期があり、その周期に合わせて施術を受ける必要があるのです。また、ヒゲ脱毛は、頬、あご、首、鼻下、口下、あごなど、幅広い部位が対象となります。
クリニックでの医療脱毛の場合
医療脱毛は、専門医が在籍するクリニックで行われます。毛に含まれるメラニン色素に反応する強力なレーザーを照射し、発毛組織を破壊して脱毛します。
ほほ・もみあげ・アゴ下・首
鼻下・口下・アゴ
毛質や量にもよりますが、ヒゲが密集している鼻下、口元、あごは、ヒゲが密集していない頬、あご下、首よりもツルツルになるまでに時間がかかります。平均して、10～15回の施術でヒゲの気にならないきれいな肌になります。
サロンで美容脱毛をする場合
美容脱毛は、脱毛サロンや脱毛エステで行われます。毛のメラニン色素に反応する光を肌に当て、発毛組織にダメージを与え、脱毛を促します。
永久脱毛が可能な医療脱毛とは異なり、毛を減らしたり、発毛を抑えたりすることしかできません。また、効果が実感できるまでに時間がかかります。
ほほ・もみあげ・アゴ下・首
鼻下・口下・アゴ
効果が実感できるまでの回数
密度が低い「頬・あご・あご下・首」は15回以上、「鼻下・口元・あご」は20回以上の治療でなめらかになるケースもあります。
家庭用脱毛器の場合
家庭用脱毛器とは、「自宅など好きな場所で手軽に脱毛できるアイテム」です。
効果が実感できるまでの回数
美容脱毛と同様に、毛のメラニン色素に反応する光を皮膚に当てて発毛組織にダメージを与え、脱毛を促すものですが、家庭用としては出力が抑えられています。美容脱毛に比べて、脱毛効果を実感するまでに時間がかかるというデメリットがあります。
家庭用脱毛器を、1～2週間に1回程度、出力を最大に設定して使用すると、平均6～10回程度でヒゲが柔らかくなり、毛の生えるペースが遅くなるのを実感できます。しかしながら、毛の質や量、製品によって効果は異なりますので、あくまでも目安としてお考えください。
ヒゲの医療脱毛に関するよくある質問
医療脱毛でヒゲの永久脱毛は可能？
ヒゲの永久脱毛は、医療脱毛で可能です。
医療脱毛は、レーザー脱毛ですので、一度毛根を破壊すれば、永久に毛が生えないようにすることができます。
ところが、脱毛した部分からすべての毛が生えてくるわけではありません。永久脱毛という言葉は、アメリカの電気脱毛協会で次のように定義され、使用されています。
- 最後の脱毛から1ヵ月後の毛の再生率が20％以下であること
- 3回照射後、最後の照射から6ヶ月後に毛が67％以上減少していること
つまり、永久脱毛とは「永久に毛が生えない」ということではありません。毛が生えない状態を実現することは可能ですが、何らかの理由で毛が生えてくる可能性があることをあらかじめ理解しておくことが大切です。
ヒゲの医療脱毛に最適な間隔とは？
ヒゲの医療脱毛は毛周期に合わせて行われ、6～8週間の間隔で脱毛を行うクリニックが多いようです。
毛周期とは、「毛が成長する「成長期」、毛の成長が止まる「退行期」、毛が抜ける「休止期」という、毛の成長と変化のサイクルのこと」を指します。
脱毛は、毛が生えそろっている「成長期」に照射するのが最も効果的なので、間隔を明ける必要があります。
とはいえ、照射を繰り返すと、毛量が減ってきて毛の成長が遅くなるので、回数を重ねると脱毛の間隔も長くなります。
医療脱毛を始めてからヒゲが抜け始めるタイミングは？
ヒゲが抜け始めるタイミングは個人差がありますが、早い人で数日、遅い人で1週間～14日程度です。
照射後、時間の経過とともに毛根にダメージが蓄積され、毛根が少しずつ弱っていくことで、毛が抜けていきますので、照射後すぐに毛が抜けるわけではありません。
また、早く毛を抜けさせるためには、「日焼けをしない」・「脱毛後の保湿ケアをする」・「毛抜きで毛を抜かない」ことが大切です。
まとめ
以上、ヒゲ脱毛にかかる回数の目安を、医療脱毛・美容脱毛・家庭用脱毛器で解説しました。
