「ヒゲのレーザー脱毛は痛い」というのは、経験者の共通認識ですが、できることなら少しでも痛みは軽くしたいものです。
脱毛に行く前には、だいたいヒゲは剃ってくるように言われていると思いますが、このヒゲ剃りが甘いと施術時に予想以上の痛みを感じてしまうかもしれません。
髭はしっかり深剃りしていった方がレーザーの痛みもかるくなります。
今回は、しっかり深剃りできるヒゲ剃り方法について見ていきましょう。
ヒゲの深剃り4つのポイント
あなたが今までで一番しっかり髭を剃られた経験は何でしょうか?
人によって様々でしょうが「プロ=床屋さん」に剃ってもらったときが一番だという答えが多く返ってくるはずです。
しっかり根元まで深く髭を剃りたいと考えているなら、床屋さんの手法をまねるのが一番の早道。
ポイントを押さえれば、床屋さんのような深剃りができるようになります。
床屋さんの手法を考えてみると、ポイントが4つほどある事がわかります。
蒸しタオル
まず一つが「蒸しタオル」。
顔に蒸しタオルを当ててしばらく置くと、髭が柔らかくなります。
蒸しタオルは家庭でも簡単に用意できます。
密閉できるビニール袋に、水気を含ませてから軽く絞ったタオルを入れます。
それを電子レンジで1分程加熱すればできあがりです。
髭を剃る面に蒸しタオルを乗せて、じっくり髭を柔らかくするのです。
泡
2つめが「泡」です。
シェービングフォームを顔に塗ってから剃ります。
しっかり泡立てたきめの細かい泡は肌とカミソリの摩擦を少なくするので、より深く滑らかに髭を剃ることができます。
家庭では市販のシェービングフォーム、もしくはシェービングジェルを使うといいでしょう。
カミソリ
3つめが「カミソリ」です。
床屋さんのカミソリはよく研がれていて、さっと肌を撫でるだけで深くごっそりと毛が剃れます。
とはいえ、床屋さんのような切れ味のいいカミソリは一般人にはなかなか扱える代物ではありません。
市販のT字のカミソリか電気シェーバーを使うことになりますが、より深剃りを目指すのであればT字のカミソリです。
刃数の多い方がより肌に接する面が大きくなるのでより深く剃れるようになります。
剃り方
4つめは「剃り方」です。
最初は毛の生える方向に沿ってできるだけカミソリを肌に密着させて剃っていきます。
ひと通り全面を剃った後に指や手で剃り残しがないかチェックします。
髭のざらつきを感じるところを今度は毛の生える方向に逆らった「逆剃り」をします。
髭剃りに余計な汚れや髭がついていると切れ味が鈍りますので、こまめに洗うのも忘れずにしましょう。
これで床屋さん並みの深剃りができているはずです。
髭剃り後のアフターケアも大事
最後に、深剃りのアフターケアについて。
いくら良い切れ味のカミソリを使っても、髭を柔らかくしても、シェービング剤で滑らかに剃ったとしても、深剃りした肌には少なからずダメージが残ります。
床屋さんでも、髭を剃った後は保湿のクリームを塗ったりベビーパウダーをつけたりしています。
髭を剃ったままの肌は刺激に弱く乾燥しやすいので、低刺激、ノンアルコールの保湿クリームを顔に塗って肌荒れやカミソリ負けを防ぎましょう。
保湿については下記記事も参考にしてください。